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【アニメ映画・感想】サイコパス SS Case.1「罪と罰」をこれから見る方へ

2019年1月25日(金)といえば?

 

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1『罪と罰』 の映画公開日だー!

 

さっそく公開日当日に観てきましたので、ネタバレは極力なしでご紹介したいと思います。

・どんな物語なのか?
・観る前に押さえておくべきことはあるか?
・作品の見所はどこか?

気になっている方、観ようかどうか迷っている方のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

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あらすじ

サイコパスアニメ1期の時代は2112年

サイコパスアニメ2期の時代は2114年

前作サイコパス劇場版の時代は2116年

 

そしてサイコパスCase.1『罪と罰』の時代は2117年

 

ある夜、東京にて暴走車両が突入する事件が発生。

「なんでよりによって私が夜勤のときに」

と悪態をつく霜月 美佳(しもつき みか)監視官は、執行官・宜野座 伸元(ぎのざ のぶちか)と、執行官・六合塚 弥生(くにずか やよい)とともに防衛線を張り車両の停止勧告を行う。

 

停止勧告を無視した暴走車両は霜月監視官達が張った防衛線に突っ込み大破。

中から出てきた運転手は青森の潜在犯隔離施設『サンクチュアリ』に勤める真理カウンセラー・夜坂 泉(やさか いずみ)であった。

 

まともに会話も出来ない状態の夜坂は自身が握ったアクセサリーをこちらに差し出し、中にはメモリーデバイスのようなものが。

しかしデバイスは砕けており落胆する夜坂は力尽きて意識を失う。

 

監視官・常守 朱(つねもり あかね)も駆け付け、霜月監視官とともに取り調べを行おうというときに、二人は公安局の局長・禾生 壌宗(かせい じょうしゅう)に呼び出される。

管轄の問題や他局との兼ね合いもあり、夜坂泉を青森のサンクチュアリへ送還することが決定したというが、納得出来ない二人の監視官。

監視官・執行官が同行することを承諾させ、霜月監視官、宜野座執行官、六合塚執行官の3人は夜坂泉を連れて青森のサンクチュアリへ飛ぶ。

 

楽園とよばれる潜在犯隔離施設・サンクチュアリで出迎えたのは、何かを隠すようなサンクチュアリのスタッフ。

施設内の潜在犯たちはお互いが隔離されておらず自由を与えられている。

夜坂のことを問うも、頑なに語ろうとしない面々。

 

不審に思った監視官・執行官の3人は、サンクチュアリの捜査を開始する。

 

sinners of the system(システムによる罪人)

Case.1『罪と罰』で描かれる罪人、とは…。

 

 

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物語の主役は霜月美佳と宜野座伸元

メインビジュアルから見てわかるように、Case.1 罪と罰の主役は、霜月とギノの二人。

雪が積もる青森の潜在犯構成施設・サンクチュアリが舞台となります。

 

サンクチュアリに向かうのは、送還される夜坂と霜月、宜野座(ギノ)、弥生の3人。

(弥生は現地でのバックアップのような立ち位置)

 

サイコパスシリーズでお馴染み朱ちゃんと、残り2人の執行官(須郷・雛河)は東京に残り、サンクチュアリや八坂のことを調べます。

 

 

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内容は霜月とギノの刑事ドラマ、アクションシーンは少なめ?

夜坂送還のためにサンクチュアリを訪れ、不審に感じる霜月・ギノ・弥生。

弥生がとある事情であまり動けない状態となってしまう為、霜月・ギノのバディで捜査を進めます。

 

ひとつひとつ手がかりを追い、真相へと辿り着く様はまさに刑事ドラマ!

アクションシーンより推理シーンがメインとなり、サンクチュアリで何が行われているかの真相に迫っていきます。

 

サイコパスのアニメ1期3話のドローン工場にて、朱と狡噛(こうがみ)が犯人を追いたてていくようなイメージ。

 

 

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映画を見る前に押さえておくべき情報

サイコパスSS Case.1 罪と罰では霜月とギノの2人がメインの話となるので、最低二人の情報と、犯罪係数の概要だけ覚えておけばOK!

 

アニメ放映も数年前ということでキャラ設定も忘れている方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に書きます。

 

監視官・霜月 美佳(しもつき みか)

アニメ1期にて、王陵璃華子の手により友人2人を失い、当時居合わせていた執行官・弥生に慰められる。

(このことから弥生を好意的に見ている?)

1期最終話にて、常守朱と同じ立場である公安局刑事課一係の監視官として配属される。

 

アニメ2期では、監視官として事件を捜査する内に、黒幕に利用される立場となってしまう。

シビュラシステムがどういったものであるか、シビュラの本質を理解したことで、シビュラシステムを崇拝、忠誠を誓っている。

 

前作の劇場版ではとくに目立った出番なし。

 

執行官・宜野座 伸元(ぎのざ のぶちか)

アニメ1期では監視官。皆からは「ギノ」と呼ばれていた。

監視官・常守朱の先輩として気丈に振る舞う、お堅い性格。

1期の事件をきっかけに、監視官から執行官に降格。

左腕が義手となり、伊達メガネをはずして、性格も丸くなった。

 

アニメ2期と劇場版では執行官らしく監視官に素直に従う。

劇場版では昔の仲間・狡噛とともに敵と戦った。

 

アニメ2期以降は格闘戦もかなり強くなった?

 

犯罪係数とドミネーター

犯罪者になりうる危険性を個人ごとに数値化したものが犯罪係数、シビュラシステムよってリアルタイムで監視されている。

 

犯罪係数が99以下であれば正常。

100以上であれば『潜在犯』として構成施設で隔離、もしくは監視官・執行官のドミネーター(拳銃)で執行される。

 

ドミネーターによる執行は、犯罪係数が100以上299以下であればパラライズモードでの麻痺。

300以上はエリミネーターモードによる対象の排除。

ドローン等の人間以外による脅威と判定された場合は、デコンポーザーモードによる分子分解が行われる。

 

 

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見所1.成長した霜月監視官

アニメ1期、2期と見続けた方は、霜月監視官の株は下がりに下がりまくってることかと思います。

先輩監視官である朱に対する反発精神や、直接的ではないとはいえ朱の親族へ行ってしまった行為など、いい印象をお持ちの方はかなり少ないのでは。

 

が、今回のサイコパスSS Case.1 罪と罰では、成長した霜月がメインといってもいい話!

ともに行動する執行官を信頼する場面など、以前より成長しているなぁと感じられる場面が多々あります。

執行官に命令するだけじゃない、霜月自身の行動にも大分成長した姿が見られます。

 

サンクチュアリでの身体を張った捜査

サンクチュアリの『罪』を暴くためのある人物への反論(口喧嘩)

そして何より、夜坂泉の目的を理解したときの行動。

 

霜月ってこんなに熱いキャラだったか!?

 

別人だろって思うほどのいいキャラっぷり!

 

中盤で「公安局の刑事課のエース」と自分で言っちゃう場面は相変わらずアッチャーなキャラだなぁ…と思ってましたが。

さすがに朱ちゃんには及ばずとも、なかなか力をつけてきてると感じました。

これは霜月を見なおす方も多いのでは。

 

 

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見所2.霜月監視官なりの『正義』

霜月の終盤黒幕に対する行動、そして最後の言葉。

霜月はただただシビュラを崇拝してる信者、というイメージでしたが、霜月なりの『正義』を感じられてスッキリと終わりました。

 

最後の行動は霜月なりの『罪にたいする罰』だったのかな?

昔の霜月だったらとくに何もなく終わりにしてたのかなと思いましたが、ここできちんと罰を与えられたのは、成長した霜月だからこそだったのかなと感じます。

 

 

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見所3.義手マスター・ギノの格闘戦

前作のサイコパス劇場版では狡噛との格闘戦共闘も果たせたギノ。

本作でもバッチリ格闘戦を披露しちゃう!

むしろドミネーターより格闘戦ばっかしてる!

 

ギノのアニメ1期は個人的に『頭脳戦担当のひょひょろなおぼっちゃま』みたいなイメージでしたが、もう狡噛ともまともにやりあえるような実力がついてるのでは?

もうギノは1係の筋肉担当なのか?

同じ執行官の須郷もマッチョっぽいけど、狙撃とかメカ担当っぽいし。

 

予告PVにもありますが、大きなチェーンソー的な武器を持ったパワードスーツみたいな敵にスタンバトンで立ち向かうギノ。

スタンバトンを逆手に持っちゃうところがかっこよくて、何回も見ちゃうねぇ…。

そして何より、ギノの義手がヤバい。

2117年の義手の性能ヤバすぎない?

両腕義手にしたらもうギノが最強では?

とっつぁん以上の義手マスター・ギノ。

ギノの義手プレイがどれだけヤバいかはぜひ劇場でご覧ください。

他の方の感想見て回ってると「あの義手はねーわwww」という意見が多くてやっぱ皆思うところはあったんだなぁ…。

 

傷を負ったギノが脱ぐシーンもあるよ!

 

 

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見所4.ギノの後悔と告白

サイコパスSS Case.1 罪と罰の時代は前作劇場版の後ということで、シーアンにて狡噛とギノが再開した後の話となります。

 

なんやかんやあり、ギノが過去のことを振り返るシーン。

狡噛のことをどう思っていたのか、が本人の口から語られます。

 

子供相手に話すということもあってか、恥ずかしい部分も含めて、本心をポロポロ話しちゃうギノさん。

シーアンで狡噛と再開したことも踏まえての告白。

 

昔だったら恥ずかしがって口にはしてなかっただろうに、性格が丸くなったねぇ…。

前作劇場版で狡噛と一緒に戦って「もう常守監視官に近づくな」と言っていたので、あまりよく思ってなかったのかなぁと考えていましたが…。

本作のギノの告白で、本当はそんな風に思ってたんだなぁ、と理解すると同時に、また二人でタッグを組んでほしいけどまぁムリだろうなぁと考えてしまって、しんみりしてしまう。

 

そして唐突にちょっとだけ出演する狡噛。

おっと危ない危ない…上記のようなこと考えてたら少しウルっときてしまったぜ…。

もう二人はともに戦えない、割り切らないといけないんだ。

 

と考えてますが、このサイコパス3部作以降にもシリーズ化が続くなら、何かしらの形でワンチャンあるかな?

 

 

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残念な点1.上映時間が60分と短い

前作の劇場版サイコパスは約110分くらいあったんですが、Case.1 罪と罰の上映時間は約60分。

楽しいのもあってサクっと見終わっちゃいましたよ。

ちょっと眺めのテレビアニメ見てる感じ。物足りない!

 

サンクチュアリのスタッフ・松来ロジオンの過去が

『実は俺も●●だったんだ』

の話とか、もっと掘り下げてほしかったねぇ…。

 

霜月とギノ以外の出番ももっと欲しかった。

 

 

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残念な点2.ドミネーターの出番が少ない

サイコパスといえばドミネーター!

でも今回は推理が主な点であるので、なかなか出番がないんです。

上映時間の問題もあり、アクションシーン自体もあまり多くないですから仕方ないんですが…。

 

ドミネーターで潜在犯をポンポン蒸発させていく活劇を期待している方は覚悟が必要でしょう。

 

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残念な点3.サイガパス、なし!

朱ちゃんたちのよき味方であった雑賀 譲二(さいが じょうじ)。

出番なし!悲しい!

隔離施設に戻ったあとのサイガさんを見たかったー!

 

 

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これから見る方へ注意点

これから見にいく方は、序盤に少しだけ出てくる『烏間 明(からすま あきら)』をじっくりと見ておいたほうがいいでしょう。

序盤・中盤・終盤にちらっと出てくるだけ。

でも重要人物。

見終わった後に各シーンの烏丸の表情を見直したくなっちゃう!

 

あと、公開日当日だからか映画館が意外と混んでました。

サイコパスファンってこんなに多かったのか!?

 

平日夜、劇場は新宿、22:45スタートの回、上映1時間前くらいで下図の黒いところが埋まってました…。

自分は映画はいつも真ん中あたりで見ますが、今回は前から3列目だか4列目だかで見てみました。

やっぱり結構見上げることになるので、首がきつい!

でも耐えられなくはないので、混んでたら前のほうで妥協するのもありかな?

左右に人いると怖いので空いてるところいきたいタイプです…。

 

 

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来場者特典とグッズ情報

サイコパスSS Case.1 罪と罰 の来場者特典は『設定資料集I』

キャラクターや美術ボードが収録されています。

予定数配布したら終了らしいのでお早目に!

 

映画館でのグッズ販売状況は下図の通りとなります。


【新宿】25日の22時頃の時点

 

翌日になったら補充されるのかな?

 

 

 

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紹介まとめ

以上、

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1『罪と罰』

の感想でした。

 

ギノ好きな自分としては、執行官落ちしてから口数少なくなっていたギノの本心も知れて、凄く楽しめた作品でした!

 

今までのギノからは想像できない「今のはちょっと~」と冗談っぽい発言で和やかに笑うシーンや、終盤、朱に対して「あなたたち二人の~」と監視官二人によせる確かな信頼を感じることができました。

 

霜月もなかなかいいとこあるじゃんとも思いなおせる内容!

 

あと個人的には、弥生が巨体に押しつぶされているところにちょっと興奮しました。

 

サイコパスSS Case.1 罪と罰 ぜひ楽しんできてね!

 

 

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サイコパスSS Case.2『First Guardian』は2019年2月15日(金)公開

次回はとっつぁんだ!

狡噛と縢(かがり)も出てくるのかな?かなり楽しみ!

 

Case.2 First Guardianについてもいずれ、感想と紹介を書きたいと思います。