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【感想】小説『天気の子』こういうのでいい、むしろ、こういうのがいいんだよ!【結末ネタバレなし】

 

2019年7月19日に映画『天気の子』が公開!

『天気の子』は、映画『君の名は。』で大ヒットした新海誠(しんかい まこと)監督の最新作です。

 

『天気の子』は小説版も発売されており、映画公開の前日である2019年7月18日に発売されました。

小説版の著者も、映画監督である『新海誠』

さんとなります。

 

『天気の子』の小説を読んでみたので感想を書きたいと思います。

 

 

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天気の子 あらすじ

時代は2021年、舞台は異常気象によって連日雨が降り続く東京。

 

主人公は16歳の家出少年・帆高(ほだか)。

ヒロインは自称17歳の少女・陽菜(ひな)。

 

あることがきっかけで行動をともにする帆高と陽菜はともに金銭的に困っており、帆高は陽菜とともにビジネスを考案。

 

陽菜が持つ特殊な力

『祈りによって局地的に天気を操る能力』

を用いて「お天気ビジネス」を開始することに。

 

帆高たちは依頼をこなしていき「100%の晴れ女」との陽菜の噂も広がり、お天気ビジネスは好調。

しかし陽菜が天気を操るたびに、陽菜は自身の体に異常を感じ、東京の異常気象も日々次第に進行していく。

 

自身たちの行動によって

「世界の形を変えてしまった」

ことに気付く帆高と陽菜。

 

世界を選ぶか。

陽菜を選ぶか。

 

帆高は大人たちに阻まれる中、重大な決断を迫られる。

 

 

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天気の子 登場人物

主人公・森嶋 帆高(もりしま ほだか)

主人公。16歳の少年。

離島暮らしだが、家出して東京本土へ。

 

東京本土へ来る際のフェリーで出会った中年の男性『須賀 圭介(すが けいすけ)』の元で仕事をしつつ東京で暮らすことに。

 

陽菜(ひな)と行動をともにするようになってからは陽菜とともに『お天気ビジネス』を開始する。

 

ヒロイン・天野 陽菜(あまの ひな)

ヒロイン。自称17歳の少女。

弟の凪(なぎ)と二人暮らしで、金銭を稼ぐためにアルバイト中であったところ、主人公・帆高と出会う。

 

異常気象によって連日雨が降り続く東京だが

「自身が祈ることで局地的に晴れ間にする能力」

を使って、帆高とともにお天気ビジネスを開始する。

 

須賀 圭介(すが けいすけ)

オカルト雑誌などの記事を執筆することで生計を立てる中年男性、個人事務所のCEO。

帆高が東京に家出する際のフェリーで帆高を助けたことがきっかけで、帆高を自身の会社で住み込みで雇うことに。

 

須賀 夏美(すが なつみ)

圭介の事務所の従業員、大学4年生の美女。

圭介の生活面での世話や、帆高の仕事を献身的にサポート、記事執筆のためのインタビューを行った人々への的確な聞き姿勢など、臨機応変に動ける人物。

 

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小説『天気の子』を読み終えた感想

第一印象は「キャラもストーリーもシンプル・イズ・ベスト!」

同監督の前作『君の名は。』については映画も見て小説も読んで面白かったんですよね。

面白かったんですけど…。

正直、細かいところがイマイチわかりにくかったというか…。

 

解説を読んで

「あっあそこはそういうことだったのか~」

ってやっとわかるくらいでした、僕の頭だと。

 

「いろいろファンタジー感あるけど、結局は瀧(たき)君のおかげでうまくいったようでよかったやね(小並感)」

って感じで、僕は無理矢理に納得してた感じです。

 

しかしこの『天気の子』は違う!

まさにシンプルイズベスト!

頭空っぽな僕でも楽しめちゃうし、熱くなれちゃうぜ!

 

帆高の性格は少年マンガみたいな、日本らしいRPGゲームみたいな、後先考えずにがむしゃらに行動できる、典型的な熱血主人公って感じ。

 

世界を優先したらヒロイン・陽菜の身が…。

しかし陽菜を優先したら、世界の形が…。

 

うーん、これは迷う余地なし!w

 

結末の賛否両論については…?

個人的には天気の子の結末は、10点満点中9.5点といった感じです。

満足したけど、完璧ではない終わり方。しかしそれが逆にイイのか…?

 

帆高の選択によって世界が辿りついた末は…。

って考えると、たしかに結末が賛否両論になるのもわかります。

 

しかし帆高のベストな選択は他にあったか?

いいや、ないね!

 

すべてがすべてうまくいった世界というのもイイ気がしますけど、少し物足りない感じが、逆に現実世界のように不完全さを表している感じ。

リアリティがあってイイ気がします。

もう誰も彼もが、すべてがハッピーって感じだと、あの世界に嫉妬を覚えちゃう!

 

完璧すぎる世界を覚えちゃうと、映画を見終えた後・小説を読み終えた後の喪失感が半端なくて、曇った現実に戻れなくなっちゃう気がしちゃいますしね。

(曇ってない現実を送ってる方も多いと思いますが)

 

これくらいの不完全さが『丁度イイ』のではないか、と感じます。

 

前作『君の名は。』のキャラも登場!

「瀧、お前ついにアイツと結婚したのか…?」

ということで、『天気の子』には同監督の前作『君の名は。』の主人公『立花 瀧(たちばな たき)』が少しだけ登場します。

 

ヒロイン・もう一人の主人公である『宮水 三葉(みやみず みつは)』も少しだけ登場します。

小説版だと三葉なのか、妹の四葉か曖昧でしたが、映画版の情報を参考にすると三葉みたいですね。

 

更にいえば小説だと恐らく登場してなかったと思いますが映画だと、三葉の妹の『四葉(よつは)』だったり、三葉の同級生「テッシー」「サヤちん」も登場するみたいですね。

前作のキャラの数年後とかそういうノリが僕は大好きなので、かなり嬉しい!

『君の名は。』には、さらに前作『言の葉の庭』のキャラ(ユキちゃん先生)も登場してくれたので『天気の子』にも期待していましたが、予想以上に前作キャラが出てくれて嬉しいです。

 

つまり次の作品には『天気の子』のキャラたちが出演してくれるのか…?

 

 

小説を読んだら、やっぱり映画も見たくなる!

天気の子は小説だけにしておこうかなーと思いましたが…。

小説を読んだ後だと、やっぱり映画も見たくなっちゃいますね!

 

 

新海誠監督の映画って話もそうですけど、何よりも映像が綺麗ですからね。

僕も小説だと我慢しきれないので、近々映画館に足を運びにいくかと思います。

映画公開が終わってから小説を読む人は、ワクワクが収まらない日々を送ること必至なので注意だ!

 

ちな、新海誠監督の作品といえば『君の名は。』が一番有名なのかなと感じますが、個人的には『言の葉の庭』の映像が好きです。

 

 

『言の葉の庭』は梅雨の時期の東京が舞台なので、雨音が好きな人とか、天気の子の映像を気に入った人には観ていただきたいですね。

新宿御苑の草木や、少し古臭い都会のゴミゴミ感の中振る雨が、すごくリアリティがあっていいです。

 

お話の内容は……結構ドロドロしてるので、小さいお子さんに見せるのはうぅーんって感じかな!

 

 

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小説『天気の子』感想まとめ

以上、小説『天気の子』の感想まとめでした。

 

小説『天気の子』を簡単にまとめると、下記の通りです。

・シンプルなストーリー、主人公もシンプルだけど、それがイイ!
・前作『君の名は。』のキャラも登場!
・結末は賛否両論、だけど逆に世界の不完全さが個人的には満足!

 

小説は映画を見た人でも楽しめている方が多いようなので、皆さんもぜひ読んでみてください。

 

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小説『天気の子』は2種類あるので注意!

最後に、小説『天気の子』は2019年9月時点で2種類が販売されているのでご注意ください。

・天気の子(角川文庫)
・天気の子(角川つばさ文庫)

 

『角川文庫』は通常の文庫で、

『角川つばさ文庫』はふりがなが付いていたりと、子供にも読みやすいよう工夫された児童文庫です。

 

小学生以下の年齢の子が読むのであれば『角川つばさ文庫』がいいかと思われます。

『角川つばさ文庫』版の感想について書き込みを見てみると、小学4年生など小さい子の感想も多く見られます。​

 

ちなみに小学生の子たちの感想の内容で多く見られたのは

『凪くん(ヒロイン・陽菜の弟)がカッコイイ!』

 

クソッ凪センパイの破壊力が半端ない!

たしかに小学生とは思えないイケメンっぷりだったけども!

 

凪センパイのこの人気っぷり…。

新海誠監督の次回作で、超絶イケメンとなって登場しそうだな…。

 

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