ゲーミングPCにおけるビデオカードの役割とは？サクっと解説

ゲーミングPCにおいて必須ともいえるパーツが『ビデオカード』
ビデオカードの役割と選び方などについてサクっと解説します。

この記事では下記についてご説明します。

ビデオカードは何と呼ぶ？

ビデオカードは様々な呼び名があり
・ビデオカード
・グラフィックカード
・グラフィックボード（略してグラボ）
・GPU（ジーピーユー）
などと呼ばれます。

ビデオカードの役割は？ゲーミングPCにはほぼ必須と言えるパーツ

ビデオカードの役割は『モニターに映像を移すための処理を行うパーツ』
値段が高く高価なビデオカードになるほど綺麗な映像を早く処理できるようになるので、
「YouTubeなどの動画配信サイトで4k画質の動画を見たい」
「グラフィックが綺麗な3Dゲームをやりたい」
といった際には必須となるパーツです。

ときどき耳にする『オンボード』とは？

モニターに映像を移す働きはCPUでも担っており、これは俗に言う『オンボード』と呼ばれるもの。
他にも『CPU内臓グラフィックス』などとも呼ばれます。

オンボードでも画質設定の低い動画を見たり、2Dの動作が軽いゲームを行うことは可能です。

ただし4K画質の綺麗な映像や、3Dの綺麗なグラフィックスのゲームをやろうとするとオンボードでは力不足。
そもそも動作再生が開始されなかったり、ゲームが起動されなかったりといった問題が起きます。

ビデオカードは2種類『GeForce』『Radeon』

ビデオカードは2種類に分けられ
・NVIDIA（エヌビディア）社の『GeForce（ジーフォース）シリーズ』
・AMD（エーエムディー）社の『Radeon（ラデオン）シリーズ』

そこからメーカーが独自の機能を入れたりしているので
・ASUSというメーカーが販売するGeForceシリーズは高品質だが高価格
・MSIというメーカーが販売するGeForceシリーズは静音性に優れている
といった細かい特徴があります。

BTOショップのPCを見てみると、上記のGeForceシリーズかRadeonシリーズ、もしくはオンボード（内蔵グラフィック）のパーツの名称が書かれています。
BTOショップによってはメーカー（ASUS製、MSI製、等）が書かれていない場合もあり、そのようなショップでは在庫があるビデオカードが取り付けられるという話があります。

ビデオカードの選び方は？

ビデオカードは基本的に性能が高くなるにつれて、値段も高くなります。

「最新のゲームを高画質設定でやりたい！」
という方はビデオカードに5万～10万円も掛けなくてはいけませんが、なかなか手を出しにくい値段です。

『GeForceシリーズとRadeonシリーズのどちらがいいの？』
という疑問については、自作PCの初心者から中級者あたりの方は気にしないで構いません。

気になる方は
・Radeon搭載シリーズのPCは比較的安い
・ゲームをするならGeForceシリーズ、映像視聴ならRadeonシリーズ
といった情報あたりを抑えておけばOKです。

ビデオカードごとの細かい性能を知りたいという方は、下部ページのパソコン工房『グラフィックボード性能比較』のページが大変参考になります。

初心者や中級者の方は『ゲーム推奨モデル』を選ぶのもオススメ

初心者や中級者の方はスコア目的（やりたいゲーム）を決めて選ぶのがオススメです。

各ゲームメーカーは
「最低限動くPCの性能はこれくらいです」
「出来ればこれくらいの性能のPCを推奨します」
という目安があります。
それらの目安を基に構成しているPCが、各BTOショップで組んでいる『ゲーム推奨モデル』のゲーミングPCです。

まとめ：ビデオカードはゲーミングPCにとってはほぼ必須と言えるパーツ！

以上、ビデオカードについてのまとめでした。
重要なポイントを振り返ると下記となります。

ビデオカードは安ければ1万円～、高ければ10万円越えと様々な種類があり、PC購入時の悩みどころでもあります。
どれを買えばいいか迷ったら、ゲーム推奨モデルのPCを選ぶか、ミドルクラス～ハイエンドと呼ばれるクラスのPCを購入することをオススメします。