PCのパーツの一部である『メモリ』
このメモリはゲームや作業をする上でかなり重要な存在です。
「CPUや高いグラフィックボードを買うからメモリに掛ける予算が無い…」
と思っている方もいるかもしれませので、的確な妥協ラインを見つけていきましょう。
この記事では下記についてご説明します。
・メモリってPCではどんな役割?
・メモリの値段は?
・あのゲームはどのくらいのメモリが必要?
ゲーミングPCのメモリ容量が少ないとどうなる?
メモリが少なすぎると
『ゲームを遊んでいる最中に動作がカクカクする』
『そもそもゲームが遊べない、起動できない』
という事態も起こりえます。
ゲーミングPCのメモリの役割について詳しく!
メモリの役割とは
『処理中のデータを一時的に保存しておく場所』
メモリが少なすぎるとデータ処理が遅く動作が重くなってしまい、重すぎるデータ処理はそもそも行えなくなってしまいます。
分かりやすく例えるならば…
よく例えられるイメージとして
『テーブルを使って作業をする人』
を想像してみてください。
メモリ:作業するためのテーブルの広さ
頭(CPU)が良くても テーブル(メモリ)が狭ければ作業効率は悪く、
テーブル(メモリ)だけ広くても 頭(CPU)が良くなければ作業は思うように進まない…。
テーブルが狭いとそもそもデータ処理を始められない
(メモリが少ないとそもそもゲームを起動できない)
メモリの値段は?
メモリの選び方としてよく見かけるのは3種類
・メモリ8GB(4GB×2枚、値段:4,000円前後)
・メモリ16GB(8GB×2枚、値段:8,000円前後)
・メモリ32GB(16GB×2枚、値段:15,000円前後)
メモリは多くの場合は2枚セットで使用することが多く、
計8GBなら約4,000円、計16GBなら約8,000円、計32GBなら約15,000円と容量に比例して値段が上がります。
またメモリのメーカーによっても値段は異なります。
サイコムなどのパーツ構成を細かく指定できるBTOショップでは、同じメモリ容量でも値段が数千円程度異なってきます。
メモリを16GBからメモリ32GBに変更:+約10,000円
メモリを16GBから国産メモリ32GBに変更:+約14,000円
ゲーミングPCの必要メモリ容量の目安は?『8GB』が最低、出来れば16GBか32GB
必要なメモリ容量は
「最低でも『8GB』は欲しい、出来れば16GB」
PCでどのようなことをやるか?
で必要メモリ容量は異なってきますが、目安としては下記の通りです。
インターネットで調べものをする:4GB以上
YouTubeやNetflixなどの動画も楽しむ:8GB以上
ゲームや動画編集もする:16GB以上
【ゲームタイトル別】必要メモリ容量
各ゲームメーカーはゲームを快適にプレイするための必要メモリ容量を発表しています。
必要なメモリ容量が高いゲームは基本的にグラフィックが綺麗なゲームです。
ゲーム内の設定を高品質にするにつれて要求されるメモリ容量も上がり、大体はメモリ16GB程度あれば安心です。
ゲームタイトル | 最低必要 | 推奨 | その他 |
マインクラフト | 4GB | 8GB | – |
フォートナイト | 4GB | 8GB | 16GB (クオリティ最高設定) |
ApexLegends | 6GB | 8GB | – |
リーグオブレジェンド | 2GB | 4GB | – |
デッドバイデイライト | 8GB | 8GB | – |
エルデンリング | 12GB | 16GB | – |
まとめ:ゲーミングPCに必要なメモリは最低8GB!16GBあれば安心!
以上、ゲーミングPCに必要なメモリについてのご紹介でした。
重要なポイントを振り返ると下記となります。
・分かりやすく例えるならば『CPUは人間の頭脳、メモリは作業するためのテーブルの広さ』
・メモリの値段は16GBで約8,000円前後だが、メモリのメーカー次第で前後する
・ゲーミングPCには最低でもメモリ8GBは欲しい、16GB以上あれば安心
「動作がカクカクする、やっぱりメモリが足りなかったかも……」
という場合は後で買い足して取り付けることも可能です。
とはいえイチイチケースを外して取り付けるのは面倒なので、可能であればメモリは16GB以上を付けておけば安心です。