2019年1月から放送がスタートしたアニメ
「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」
おもしろいのか分からんけど、取りあえず録画予約しとくか…。
と軽い気持ちでしたが、1話を見てただの癒し系アニメじゃない面白さを確信しました!
あらすじ
人付き合いが苦手、本が大好きな作家・朏 素晴(みかづき すばる)
両親を事故で亡くした朏は、お供え物のお刺身を用意していたところ、ノラ猫・ハルに出会う。
ハルのおかげで新たな作品のアイデアを思いついた素晴は、ハルを家に連れ帰り、ともに生活を始める。
不器用な青年と一匹の猫による癒し系ストーリー!
AパートとBパートで視点が違う、新しいやり口!
Aパート(CM前)では主人公・素晴の視点で、素晴と素晴を取り巻く人物たちを描いており、素晴がどういった人物なのか、どのような生活をしているかなど日常の風景がわかります。
そしてBパート(CM後)では同じ話を猫・ハルの視点で、ハルが素晴のことをどう思っているか、どう考えて行動しているかが描かれています。
Aパートでは何やかんやで倒れてしまった主人公・素晴を、猫・ハルが助けるという結末。
普通のアニメだったらここで終わって
「まぁいい雰囲気を演出したいほのぼのアニメかな?」
と思ってたけど、このアニメは違う!
CMが終わりBパート。
この猫……喋るぞ!
仏頂面な顔には似合わないカワイイ声で喋り出す猫・ハル。
そしてつい先ほど見たことある場面。
あれ、これAパートの話繰り返してるのか?
かつての問題作『ポプテピピック』を連想させるような造りのアニメと認識しました。
とはいえポプテピピックのようにAパートとBパートで声優さんが変わってるだけでなく、同じ話、同じ場面でもカットは異なり、キャラのセリフもハルがメインになります。
『同じ画でキャラのセリフが変わるだけ』
であれば飽きてしまう方もいるかと思いますが、このアニメはまったく飽きずに楽しめる!
ハルは素晴のことをどのように思っているのか、
ハルはどのようなことを考えて行動しているのか。
Aパートの主人公・素晴視点ではワケが分からなかったハルの行動も、Bパートのハル視点で改めて観ることによって
「あ、そういうことを考えてそういう行動をしたのね!」
と理解が深まりおもしろい!
猫・ハルが健気でカワイイ!
ハルはAパートではまったく喋らずにムスッとした表情だったので、なかなか気難しい猫なのかな、と思いましたがBパートを見て考えが一新!
…カワイイ。とにかくひたすらハルがカワイイ。
ハルの声優である山崎はるかさんの声がすごくマッチしている!
いざというときに主人公・素晴のことを想って行動する優しさもうまく表現されています。
ハルの過去シーンではちょっとウルッと来てしまいました。危ない危ない。
まとめ
「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」
1話で2度楽しめるアニメでなかなかおもしろい!
うちの猫もあんなこと考えてるのかなぁ…。と考えさせられてしまうアニメです。
とくに猫を飼ってる方にはすごく楽しめそう!
なんとなく女性向けの作品かな?とは思いますが、ぜひ男性にも見ていただきたいオススメ癒しアニメです。
▼TVアニメ「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」本PV